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【働き方】就活生に捧ぐ。コミュ力が高いということの本当の意味とは

【働き方】就活生に捧ぐ。コミュ力が低いと悩む必要はありません!そもそもコミュニケーション能力とは。

 

こんにちは。

 

よく就職活動で企業がコミュニケーション能力の高い人材を求む、といった言い方がされていますが、こうした言い方がどうにも苦手だ、という方はいないでしょうか?

 

今回エントリーではコミュ力重視、ということがどうにも苦手な就活生の方に向けて、自分が企業で働いてきた経験を踏まえ、そんなにコミュ力・コミュ力気にしなくていいですよ、という話をしたいと思います。

 

そして次回エントリーでは、多くの企業で“コミュ力重視”の実態が『俺の気分を害さないこと』になっていないか?という視点でエントリー予定ですので、興味がある方は後ほどご参照ください。


そもそもコミュニケーション能力ってなに??

さて、まずはそもそもコミュニケーション能力とはなにか、その定義をここで皆さんと合わせておきたいと思います。

 

Wikipediaを参照すると、コミュニケーション能力とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」のことだ、という記載がありました。

 

しかし、実際にはこれだけではコミュニケーション能力の実態的なことは全くわかりません。

 

なぜでしょう?

 

それは肝心なコミュニケーションの中身が定義されていないため、各人各様に何をコミュニケーションと考えているかが噛み合わないので、ある人が“俺はコミュニケーション能力が低い”と思い込んでいることが、じつはある人にとっては物凄くコミュニケーション能力が高い、といったことが実際には全然あり得るからです。

 

例えばですが、恥ずかしい話ですがぼくは昔就活をしているとき、自分のことを物凄くコミュニケーション能力が低い人間だ、と思っていました。

 

当時のぼくは男子校出身ということもあり、特に異性との会話が非常に苦手で自分の話したいことをろくすっぽ話せず、挙動不審に気味悪がられる、ということがしょっちゅうありました、

 

当時のぼくにとって “コミュ力が高い”とは、極端な話、飲み会でウェイウェイできる一種ヤリチン的価値観を無批判に行動に移せる人間のことだと真剣に考えていたりしました。

 

ようは自分に自信がなく我を出せずに引っ込んでばかりいた、という感じでしょうか。

 

ですが、実際に企業で働きはじめると、意外にもコミュニケーション能力で評価を受ける場面“も”ありました。

 

具体的には男の先輩と飲みにいくとき等、もともと関西出身でお笑い・漫才が好きなこともあり、座談のリズムが適度によく、一緒に飲んでいて面白い、と評価してくれることがままあったのです。おかげでいくつかの業務的な問題もその場のアドバイスをもとに解決できた、なんてこともありました。

 

しかし、一方で上司にミスを報告するような際は、ビクビク・オドオドして、とてもではないですがうまく話せず、まともなコミュニケーションをとることができない、なんていうこともありました。

コミュニケーション能力を評価する際に重要な3つのポイント

 

さて、ここまでの具体例を受けて考えると、あるひとのコミュニケーション能力を評価するというのは、単に高い低いと一面的に語れないことがわかるかと思います。

 

ぼくの場合ですと、女性と話すコミュニケーションは苦手で、男性と面白おかしく話すコミュニケーションは得意だったのです。

 

ここで重要なことは3点あります。

 

1点目。それは、コミュニケーション能力とは、そもそも、“いつ・どこで・誰と・どんな目的で・なにをしたいのか”といったその時々のシチュエーションに依存して、求められるその人の資質が全く変わるということ。

 

2点目は、長所は短所/短所は長所と言うように、あらゆるコミュニケーションの場面で万能な人間も、劣等な人間もいない、ということ。(例えば明るいひとは、底が浅いひと、なんて言い方をされることだってあるようにある場面でできないことが輝くことがあるのです)

 

そして3点目。それは、往々にして、ひとは自分が苦手だと思っていることばかりに注意がいって、その裏返しとなる得意なことに目がいかなくなることがよくある、ということです。

本当のコミュニケーション能力を図解する

 では次に、この3点を頭に入れたうえで、そもそものコミュニケーションを一度5W1Hをベースに分解し、自分が思い描いていたコミュ力が高い/低い場面を図に当てはめて考える訓練を少ししてみましょう。

 

次の図を見てみてください。

 

【働き方】就活生に捧ぐ。コミュ力が低いと悩む必要はありません!そもそもコミュニケーション能力とは。

 

コミュニケーションの場面を5W1Hに、以下の2つの要素を加えて図にしたものです。

 

1点目は、そもそものコミュニケーションの動機という要素です。

 

コミュニケーションの裏側には、必ず何かしらの動機が存在します。

 

それは契約を取りたい、といったものから、とにかく話を聞いて欲しい、というものから多々ありますが、基本的にはこの動機が自分と相手とで噛み合っていない時、そのコミュニケーションは“難しく”なります。

 

例えば服を買いに行って聞きたいこと以上に長々と店員さんに話をされるのが苦痛、という方もおられるのではないでしょうか?

 

あるいは、ただただ話を聞いて欲しいだけなのに、もっともらしい“アドバイス”をされてイライラした女性もおられるかもしれません。

 

 2点目。コミュニケーション阻害要因です。

 

 例えば、謝りたいけど怖い、といったこと皆さんもあったかと思います。こうした気持ちが謝罪に二の足を踏ませるといったようなとき、例えば“上手な謝罪の言い方”といったスキル面以外にもまずは“怒られてもしょうがない”という気持ちをもてなければそもそもコミュニケーションを取れないということが多々あります。

比較的苦手でないコミュニケーションの場面を想像する

さて、では一度この図を見ながら、少しだけ時間をとってできる限り自分の思うコミュニケーションを想像してみてください。

 

誰に? 両親/兄弟。先輩、後輩、お客様、上司、見知らぬひと。
内容は? 謝罪、提案、指導。
どうやって? 口頭/手紙/電話/匿名。

 

考えてみると沢山の場面が浮かぶかと思います。

 

すると苦手なことも思い浮かぶとは思いますが、何か“苦手ではない”ことも思い浮かびはしなかったでしょうか?

 

例えば子供と遊ぶのは苦手ではない、お母さんの愚痴を聞くのは苦手ではない、、、等々。

 

重要なことは、コミュニケーションとは沢山の要素に依存してその中身が決定されるものであるため、簡単に能力の高い・低いを評価するのが難しい能力であるということをまずは知ることです。

 

 働くなかでは沢山の“場面”があります。
“コミュニケーション能力が高いひと“といっても、営業の、SEの、教師の、それぞれが求められるコミュニケーションの中身は異なります。

 

 まずは、自分の得意なコミュニケーション/苦手なコミュニケーションを思い浮かべ、できる限り得意なコミュニケーションにマッチするものを探す、という発想を持つことが大切にです。

 

<続く(企業を蝕むコミュ力重視病)>

 

 

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