もしあなたが自由に生きていきたいのなら

フィンランドのように、働けたらきっと素敵だろうなぁと思う

 

1/31のせかいふしぎ発見で、フィンランドの生活が特集されていました。

 

タイトルはこんな感じです。

 

 第1345回
 ムーミンで解く! フィンランド流生活術
 心豊かに暮らす秘密

 

全体としてはフィンランドという国がいかに住みやすいかという内容で、、自分もフィンランドで働きたいなぁ思わせるものでした。

 

特に特に子育て支援が非常に充実していた点が印象的でした。

 

例を挙げますと、

 

 ・充実した子育て支援策として…
  → 子供が体調不良の場合、3日の休暇を取得できる
  → 16:00には、父親も仕事を終え、家族の食事を作るために帰宅し、家庭で家族と時間を過ごすことができる
  → ベビーカーの場合、公共交通機関を無料で利用でき、かつ利用するスペースも広く使いやすい
  → 子供が生まれた家庭には、給付金または子育てに必要なベッド/衣服等々の支給がなされる
etc

 

といったものです。

 

特に男性が、16:00に帰宅し子供と夕ご飯を作りながら家族で時間を過ごしている姿は羨ましかったです。

 

女性・男性を問わず子育てのための時間をたっぷりとれる国。

 

僕自身が毎日終電まで働く生活をしていたことを思うと、フィンランドだったら会社員生活を続けていてもよかったかもなぁ、と思わせました。

 

でも、日本で同じようにしたら絶対文句言われるよな

しかし、実際日本で同じような制度を導入できるものでしょうか?
なんやかんやですぐにダメになるだろうなと、思います。

 

先ほどの例でいえば、

 

・子供が体調不良の場合、3日の休暇を取得できる
 → 抜けた人の予定分を誰が埋めるの??迷惑ばっかりかけやがって、、、だから、子供がいるやつはチームをわけろっての。

 

・16:00には、父親も仕事を終え、家族の食事を作るために帰宅し、家庭で家族と時間を過ごすことができる
 → あいつ、16:00に帰れるくらい暇だったら、もっと(必要か否かは抜きに)作業させれるんじゃない?

 

・ベビーカーの場合、公共交通機関を無料で利用でき、かつ利用するスペースも広く使いやすい
 → 私が子育てしてた時期はそんな制度はなかったのに、何若いやつは楽しようとしてるの?!  

 

といった具合に。

 

 

もちろんただの想像ではありますが、実際会社員時代を振り返っても、上記のような文句はしょっちゅう聞いていました。

 

 

育児のための時短勤務の方が複数名おられたのですが、彼らに対する陰口は結構ひどかったですし、ライフワークバランスを求めているなんて言おうものなら、会社側も表向きには推進する体でいるものの、実際は上司にやる気のないゆとり社員のレッテルが張られるといった空気でした。

 

「なんでアイツ楽してんの?」

なんでこうなっちゃうんだろう?とよく考えると、根本に「俺が(私が)しんどいのに、ほかの奴が苦しくないのは許せない」という心情(というか文化というか)があるように思います。

 

よくサービス業の店員さんに異常に厳しい方を見ますが、僕には彼らが自分が仕事で要求されるストレスのはけ口として店員さんを使っている人のように見えることがあります。

 

「(俺も毎日しんどい仕事を苦しみながらしてるんだから)お前らもちゃんとしろよ!」といった具合に。

 

 

もちろんお金をもらう、払うの関係にある以上、「プロとしての仕事の厳しさ」を求めること自体は悪いこととは言い切れませんが、一方で人間としての同情のようなものを握りつぶしている面もあると思うのです。

 

例えば、日本で育児休暇の社員がいることで、社内の一人頭の作業負担が少し増加したら?

 

恐らく、結構な割合で「なんであいつの面倒を俺がみるんだ?迷惑なやつだ」と休暇中の社員に対して思う方がいるはずです。

 

僕自身の考えを言えば、例えば育児でいうと、健全な育児はこれからの日本を支えるとても大切な仕事だと考えています。
健全に育児を全うできる環境がないと、いずれ自分たちの商売をする相手自体がいなくなってしまいます。

 

すなわち、育児された結果は、社会全体の恩恵になりうるものである以上、育児コストというのは社会全体である程度担うべきである、という考え方で、その負担の中には例えば仕事の負荷分担といったことも含まれると考えています。

 

少し用法は違いますが、「情けはひとのためならず」ですね。

 

しかし、同じ社内の人間に対してすら、その負担に納得できない人がたくさんいるのが日本の(少なくとも僕が見てきた)会社でした。

互いに緩くなることを許容できるか

実際、フィンランドでは育児休暇で人員に急な穴が開いたときどうしているんでしょうか??

 

日本だとたいていは誰かに仕事が割り振られ、よくある残業でキャッチアップ、そして内部に不満がたまる、というよくない構図になっていますが・・・。

 

フィンランドでは、そうした穴を即時に埋められるだけの余剰人員を常に抱えて作業をしているのでしょうか?

 

または、納期にそれほど厳しくなく、互いにそのあたりの一種の「ゆるさ」みたいなのを許しあっていたりするのでしょうか?

 

 「納期に少し遅れます、従業員の子供の体調が悪くって」
 「じゃあ、しょうがないね」等々

 

 

 

個人的にはもう少し、日本もこうした緩さをもったほうが健全なように思いますが、日本人が企業に求めるサービスレベルの高さを考えると厳しいのかもしれません。

 

そう思うと僕はしみじみ日本の会社で働くのは嫌だなあと思うわけです…。

 

納期に厳しいプロの仕事をする一方、精神的なストレスは常に高く、かつ他人が楽をしているのは(例え合理的であっても)許せない、そんな日本の社会人。
プロの仕事をしている方のいうことであれば一定許容もできますが、実際には他人への要求ばかり高い、という人もいるでしょう。

 

何を隠そう僕自身がそうであるような不安があるのですから、、、。

 

ふぅ……。

 

さて、今回のふしぎ発見をみて、フィンランドの働き方を一度、経営者側の視点からも学びたいと思うようになりました。

 

単純に従業員の突発休暇があると、計画外作業の増大や機会損失が発生しているはずで、これらを問題なくカバーできる仕組みがきっとあるはずなので。

 

詳細がわかればまた、ここに書いてみようと思います。

 

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