もしあなたが自由に生きていきたいのなら

『自己投資』と『浪費』の違いとは

 

こんにちは。

 

今回は、『自己投資』と『浪費』の違いについて、書きたいと思います。

 

早速ではありますが、皆さんは『自己投資』と『浪費』の違いについて、どのように考えておられますか?

 

僕は正直に言うと、あまり違いを理解できていませんでした。

 

 

これは会社員時代の話ですが、上司(女性)が、『自分磨き』、『自己投資』という名目でゴルフやお茶、着物の着付けというものにお金をじゃぶじゃぶ使っていました。
(彼女はいわゆる「お金持ち」でした)

 

で、よく「君も自己投資しないと」、言われていたのですが、「着物の着付けって投資なの?」という素朴な疑問を抱いていました。

 

また、後輩が会社の実業務とは関係のない難関資格ばかり勉強しているのをみて、「単なる自己満足なんじゃないの?」とも思っていました。

 

 

さて、会社に縛られず、自由に生きていきたいとなったとき、やはりどうしても『お金』というものは、考えないわけにはいきません。

 

お金に関する本をいくつも読むと、『自己投資』というのが大事だというのはわかるのですが、どーも自分の行動がピントがずれてお金を無駄に使っているだけような気がしていました。

 

『自己投資』と『浪費』の違いって何だろう?と色々と本を読んでもどーも明言されていないよう。

 

しかし、今となってはこの2つは明確な基準によって分けることが可能なものと考えるようになりました。

そもそも『投資』、『浪費』とは

まず、そもそもの『投資』と『浪費』の違いについて整理したいと思います。

 

 

『投資』とは、簡単に言えば、自分自身の資本(お金、体力、時間)を、財産を増やす可能性があるものに使うことです。

 

ようは、「これからの使い方次第で様々なものに交換できるもの」全般を、お金が増えるものに使っていくこと、これが『投資』です。

 

一方、『浪費』とは、この交換可能な時間やお金といった諸々を、使ってしまえば終わり、というものに使うこと、財産を増やす可能性がないものに使うことを意味します。

 

 

少し抽象的になってしまったので、具体的な例をあげましょう。

 

例えば、あなたに100万円自由につかっていいお金があるとします。

 

この100万円を、定期預金等利子がつく商品にあてるとします。
すると、この100万円は、100万円+αとなってあなたのもとに戻ってくるでしょう。(為替変動や物価の上昇といった条件は一旦無視してください)

 

これがいわゆる『投資』にあたります。

 

一方、この100万円で例えばキャバクラで豪遊したとします。
この100万円自体は露に消えてしまい、今後この100万円自体が利益を生むことはありません。

 

大きくわければ、まずはこれが『投資』と『浪費』の違いです。

 

「お金が増える可能性があるものに使うのが『投資』」
「(使わなくてもいいのに)使ってなくなって終わるののが『浪費』」

 

そして、ここではそれほど触れませんが、日々の食事等、生きる上で必要不可欠な、けれど使って終わりのものにお金を使うことを『消費』といいます。

では、『自己投資』ってなんなの??

さて、『投資』の概要が「お金が増える可能性があるものに使うこと」であったとき、『自己投資』と『浪費』とはどのような違いがあるのでしょう?

 

最初に結論を書くと、

 

「それにお金を使ったことによって、自分自身の収入の源となるスキルや商品に関する信頼が増すこと」

 

これが『自己投資』の本質です。

 

「それにお金を使っても、自分自身の信頼が増すわけではない」ものにお金を使うのであれば、その行動は『浪費』となります。

 

(また、ここでは深く触れませんが、お金を使うことで(自分自身の信頼が増すわけではなく)、たまたまお金が増える可能性があるものにお金を使うことを『投機(=ギャンブル』といいます)

 

 

(『お金』と『信頼』の関係については、別途エントリーしていますのでそちらもご参照ください)

 

 

さて、上記を念頭に置いたうえで、最初に私が挙げた「上司の着付け等の習い事」が『自己投資』なのか『浪費』なのかを、見てみましょう。

 

 

まず、上司の例ですが、前提として彼女はSEを職業としていました。
そして、転職志向もまったくありませんでした。

 

その点でみると、「着付けがうまいSE」であることで、彼女自身の仕事(=収入の源)に対する、信頼が増すわけでありません。

 

 → 「着付けがうまいあなただから、この仕事をあなたに任せよう」、とは通常なりません

 

そのため、彼女の着付け自体は、『投資』ではなく『浪費』となります。

 

しかし、着付け自体を収入の源(副業にする等)とするような場合は、着付けの習い事は『自己投資』になると言えます。

 

また、例えばですが彼女が高収入の男性を捕まえ専業主婦になることを目指していた場合、「着付けがうまいことで」そのような男性を捕まえる機会が増える世の中であれば、それは投資(=彼女という商品価値が生んだ収入の源)であると言えます。

『失敗投資』になる可能性も十分にある

さて、では後輩が行っていた『難関資格の学習』は『自己投資』になるのでしょうか?

 

これはまず、その資格が業務にどの程度関連するかに依存しています。

 

自分自身の仕事に直接関連のない資格をとっても、「そのことで自分の仕事っぷりの信頼が増さなければ」その行動は基本的に『浪費』となります。

 

例えばSEが植物博士の資格をとっても基本的に収入の増加は見込めません。
また腕だけが頼りの職人の世界では学歴がその職人の腕を保障するわけではないので、これも『自己投資』としては的外れでしょう。

 

逆に、自分自身の仕事に関して「信頼が増す行動」であれば、それは基本的に投資行動となります。

 

ただ、『投資』の難しいところは、投資した金額や時間に応じて確実に資産が増えるわけではなく、ときには投資が失敗して大損ということもあり得るところです。

 

そういう意味合いでいくと、『自己学習』も投資行動のひとつではありますが、「資産が増える結果」を保障しません。

 

資格取得により報奨金や賃金アップに直接つながるようなものに時間を使っているいる場合は、『自己投資』と言えるでしょうし、一方、取得したところでたいして評価されない資格に時間を使っていたとするならば、それは、『失敗投資』であると言えるでしょう。

 

 

 

 

『自己投資』で失敗しないために

ここまでのことを簡単にまとめます。

 

『自己投資』とは、自分の収入の源に対する信頼を増すために時間やお金を使うことです。

 

逆に、自分の収入の源に対する信頼と関係がないことにお金を使うことは単なる『趣味』や『浪費』であって、『投資』でありません。
(趣味や浪費が悪いといっているのではく、あくまで投資ではないというだけです)

 

そして、『自己投資』は、『投資』活動全般に言える通り、『失敗する(無駄に終わる)』可能性があるものです。

 

ですので、自分自身への『自己投資』を考えている方は、「このことを行うことで、自分自身の信頼が増すかどうか」を軸に考えてみることをお勧めします。

 

 → これを行うことで、自分の仕事の間違いは減るだろうか?
 → これを行うことで、自分の仕事の生産量は増えるだろうか?
 → これを行うことで、自分の仕事のアイデアに新奇性が増すだろうか? etc

 

『自己投資』を過剰にしている人は、上述のような軸で投資先の選別を、『自己投資』が少ない人は、今の自分が出した成果物で周りが信頼してくれるのか?という軸でお金の使い方を見直してみてもよいかもしれません。

 

さて、では『自己投資』が『投資』である以上、意味のある投資にしやすいものとそうでないものとが当然出てきます。
これらを見分ける考え方については、次回にまとめたいと思います。

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